東海道五十三次旅6日目 ~吉原宿から府中宿~

 

はじめに

こんばんは。きつねうどんです。

昨日とは打って変わり今日はなんと46kmも歩き歩数も6万歩を超えていました。まるでキチガイですね...

ただ今日はお天気もよく、6日目にしてとうとう富士山をきれいに見ることができました!

 

この6日目の記事が初めて見たきつねうどんの記事という方に向けて平たく説明をすると東海道五十三次の宿場を回りながら東京から香川まで歩いて帰ろうとしている者です。

 

最初の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

 

前回の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

本日の経路

本日の経路は以下の画像の通り。

本日の経路




歩行経路① 07:45快活クラブ富士吉原店→07:55吉原宿

今日は長旅になる予定だったため、朝早くに快活を出発。そして目の前には雲一つかかっていない富士山が!できれば箱根で見たかったですがこればっかりは仕方ないですね...

快活クラブを出てすぐに富士山が!

吉原宿のほぼ手前に快活クラブがあったため、吉原宿の江戸側見附には10分ほどで到着。

吉原宿にて

吉原宿には平家越えと呼ばれる場所があり、源氏と平家が争っていたころに、この付近で一斉に飛び立った水鳥の音を源氏の襲来と勘違いした平家が戦わずして西に逃げた場所がこのあたりのようです。

平家越え
歩行経路② 08:30吉原宿→10:45蒲原宿

吉原宿を抜け蒲原宿に向かう途中に札の辻跡の説明を書いた立札がありました。これによると、昔このあたりに高札場(平たく言うと民間人へ幕府からのお知らせを貼るためのボードがあった場所)があったようですが、東京の港区にある札の辻の交差点もかつては高札場が近隣にあったのだろうか?と考えてしまいました。

札の辻跡

その後富士川橋からも富士山を眺め、途中にある坂を上り記念撮影。常に富士山をバックに歩けるのはなかなかいいものですね。この富士川を境に電力の周波数が変わるようで、東側では50hz、西側では60hzとなっているようです。

富士川橋より

富士川

高台の上から

さらに進み東名高速をまたぐようにかかった橋の手前に富士市静岡市の市境があります。

市境

そして坂を下り少々歩くと蒲原宿に到着です!

蒲原宿江戸側見附にて

蒲原宿の辺りは江戸時代から残る建物や窓の格子などが多くありました。ここまでの宿場はそもそも当時の面影がなかったり、当時のように再現しただけだったりしたため、蒲原宿の辺りの歴史的建造物はこのまま残し続けてほしいものです。

蒲原一里塚跡

200年以上昔からある建物 当時は旅籠(現在のホテル)だったもの
歩行経路③ 11:20蒲原宿→11:50由比宿

蒲原宿と由比宿はそこまで離れていないため、比較的すぐに着いた印象。

由比宿にある一里塚で少し休憩をし、当時の面影が残る由比宿を歩きます。

由比宿一里塚跡にて

明治頃から残る西洋風の銀行舎

由比宿の京側見附を出たか出まいかくらいでふと目を前にやると、見たことある人が歩いてきており...

フォロワーのnh215(@nh1831)さんがノンアポのサプライズでご飯を奢るためにわざわざ探しに来てくれたようです!!(こればっかりは「え!?!?なんでおるん!?!?!」と大声で叫びました)

漁港が見える場所にて食べる桜えび丼

nh215さんに撮ってもらった私

nh215さんは明日よみランであるMIKU EXPOの上映会に参加するようで由比→三島→東京の経路で上京されたようです。人が6日かけて歩いて来た道を2時間程度で移動しやがって!!!!(訳:昼ごはんごちそうさまでした。)

歩行経路④ 14:00由比宿→15:20興津宿

由比駅でnh215さんと別れ、きつねうどんは次の宿場である興津宿に向かいます。

今日は昼ごはんを食べずにぶっ通しで府中宿まで歩く予定でしたので、大変助かりました。

由比駅からすぐの場所に薩埵峠への道のりを示す看板と超急な坂が...これを上るのか...と意気消沈しながらも歩みを進めます。

急な坂

そして歩行者が行けるであろう一番高い場所で後ろを振り返るとなんと今日一番きれいな富士山が!

薩埵峠頂上より

これは努力をしたものだけが見れるプチご褒美でしたね...(箱根でも見たかったけど)

薩埵峠を下り少し進んだ場所に怪しげな建物が...木で作ったデカいカブトムシですかね...?かなりよくできており最初はびっくりしました。

壁にくっつくデカいカブトムシ

そして15時過ぎ、興津宿の江戸側見附に到着です。

ファミリーマートでご支援いただいていたクーポンを使いパンを交換。その後興津宿公園で足を休めつつ腹ごしらえ。実はここのファミリーマートは以前にも来たことがあり、興津始発の列車に乗るために時間があったため、ここで物資を調達したようです。懐かしい...

興津駅前のファミマ

ご支援いただいたパンを無料でげと

興津宿公園にて休憩

興津宿の様子
歩行経路⑤ 16:10興津宿→16:50江尻宿

興津宿ではかなり長いこと休憩を取ってしまい、日も傾いてきました。今日は太陽が出ているため丸一日温かいだろうと思っていたのですが、これが大誤算。あまりに風が冷たく上着を全て来ても体が震えるほどに寒かったです。

そんな中、途中に通った国道1号線の青看板を見ると"名古屋"の文字が!

着実に前に進めていることがわかります。

名古屋197km まだまだ遠いが着実に進んでいる

そして江尻宿に到着。江戸側見附付近には無縁仏のための石碑が建っていました。当時はこのあたりで倒れる旅人が多かったとかなんとか。昔ならきつねうどんもここでぶっ倒れて死んでいたかもしれませんね(?)

無縁仏のための石碑

かつてこの周辺で大火事が起き、多くの家が消失したことから、鍛冶屋等が海沿いのこのあたりに移動させられたようです。金物屋のようなものもあることを街歩きしている人の会話から知りました。

江尻宿の様子

歩行経路⑥ 17:25江尻宿→21:05府中宿(東横イン静岡駅北口)

江尻宿を抜け、府中宿まで歩きます。江尻宿を抜けた時点で17:00をとうに過ぎており、さらに距離も10kmあることから憂鬱な気分に。

そして追い打ちをかけるように強い風が吹き、きつねうどんの体(特に手)を冷やします。すでに足も水脹れと歩きすぎで限界です。

しかし宿に行かないことにはどうしようもないので、一歩ずつ歩みを進めます。

江尻宿を出てすぐの場所には少年サッカー団の発祥の地として石で作られた大きなサッカーボールがありました。FC清水の前身となった少年サッカーチームがここにあるようです。

デカいサッカーボールの石像

どんどん日が落ち気温も下がり、手も真冬の北海道にいる並みに冷たくなってきました。さすがに温めなければ...と思い、先日合計5枚もご支援いただいたCoke ONの無料券を使うことに。

手はほとんどぬくもりませんでしたが、ココアは一瞬で冷えました。多分相当手が冷たかったのでしょう。

無料券でココアをげと

残り3kmの地点でいよいよ限界がきており、なんでこんなこと始めたんだろう...と思いながら歩いていましたが、ここでじんさんのJUVENILEという曲を聞いたらまるで今日の旅のことをそのまま記されているような気がしてまだまだいけるんだという気持ちにさせられました。曲の力は偉大ですね...

今回の旅って確かにポケモンの主人公とよく似てるなあと感じました。ある意味自分自身への挑戦であり冒険ですよね。昔ポケモンのゲームで遊んでいた頃の少年心を取り戻し、今度は自分の足で冒険に出かけるんだという感じ、本当にいいですねこれ...(語彙力)

www.youtube.com

余談はさておき、空に輝く星を見ながら曲を聴きながら泣きそうになって、というか若干半泣きになって辿り着いた府中宿。本当にここまでの写真がほとんどなく、気持ち的にも余裕がなかったのだと思います。

府中宿の江戸側見附からホテルまでの間に今晩の夜食を仕入れるためにローソンと、晩ごはんのために焼肉ライクに立ち寄りました。昨日から米の乞食しかしてないですね。

夜食を買うために立ち寄ったLAON

580円で米食べ放題、学割は偉大

そしてとうとうホテルに到着です...!!今日は本当に長い旅路でした...

が、それと同時に、やはり正しい方向に歩を進めれば、いつか必ずゴールにたどり着くんだということを再度感じられた一日でした。

明日は若干短めの行程ですが、今晩はしっかりと休みたいと思います...

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本日の歩行距離と歩数

歩行距離は合計46km

歩数は61960歩

貯まったJALマイル

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かかった金額

食費

0円 朝ごはん

1100円(内支援金1100円) 昼ごはん 

185円(内支援金185円) 間食

130円(内支援金130円) ドリンク

580円 夜ごはん

1075円(内支援金1000円) 夜食+酒 

宿泊費

7410円(但し、無料宿泊券利用) 東横イン静岡駅北口 

その他

0円

合計

10480円(内支援金2415円)

感想

とにかく寝させてください。ということで省略。

JUVENILEは今日の僕を救ってくれました、これ割と真面目に

明日の経路

予定は以下の通り。

東横イン静岡駅北口→⑳丸子宿→㉑岡部宿→㉒藤枝宿→快活クラブ島田店

約25km

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ではまた明日のブログでお会いしましょう!

東海道五十三次旅5日目 ~三島宿から吉原宿~

 

はじめに

こんばんは。きつねうどんです。

昨日の箱根峠から一夜明けましたが、まだ少し足に痛みが...

相当身体的にキツかったんでしょうね...

今日は25km程度の緩やかなコースなので比較的楽だと思います。

また、吉原宿までとありますが、厳密には吉原宿の数百メートル手前で今回の旅は終わっているので、吉原宿については明日の記事で書こうと思います。

この5日目の記事が初めて見たきつねうどんの記事という方に向けて平たく説明をすると東海道五十三次の宿場を回りながら東京から香川まで歩いて帰ろうとしている者です。

 

最初の記事はこちら

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前回の記事はこちら

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本日の経路

本日の経路は以下の画像の通り。

本日の経路



歩行経路① 11:20快活クラブ三島店→12:10沼津宿

昨日があまりにも疲れすぎていたので、今日は朝ごはんをゆっくり食べてから出発。パンが無料の快活本当にありがたいですね...

朝ごはん

途中のローソンでご支援いただいたハーゲンダッツと以前使わずに置いておいたブラックサンダーの無料券を使い休憩。今日は太陽も出ており少し暑かったので良い休憩になりました。

ご支援いただいたハーゲンダッツ

三島-沼津間は駅で言っても1駅のみなので、比較的すぐに着きました。

沼津宿はほとんど当時の面影が残っておらず、川廓通りの辺りを当時のように修復したのみでした。

川廓通りを出ると狩野川沿いを少し進み、内陸に入ったところで沼津宿は終了です。

30番目の一里塚

川廓通り

狩野川を背景に

沼津宿
歩行経路② 12:40沼津宿→14:20原宿

京側の見附を抜け、原宿を目指します。東京の原宿とは違い田舎の細い道を突き進みます。

ここまでふわぬいをリュックの中に入れてぎゅうぎゅう詰めにしており、少しかわいそうだったので肩掛けのカバンに入れ替えることにしてあげました。ひょっこり顔を出すふわぬい、とてもかわいいですね。

ふわぬいとワイ

本来であれば東海道を進むべきでしたが、このあたりは海沿いということもあり、せっかくならと海沿いを歩くことに。

途中から東海道を外れ千本街道に入っていきます。

千本街道

この辺りには松の木が防風林として多く生えていました。そのため千本街道と名付けられているのでしょうか。知らんけど

松の木

海沿い

海沿いを30分ほど歩いて内陸に入ると原宿に到着です。

原宿

このあたりは道も狭くこの写真を撮るのですらかなり危なかったですね...

また、原宿の辺りも当時の面影もなく、ただただ舗装された道路を歩くのみ。一里塚も撤去されたようで、普通の道路を歩いているのとあまり変わらず、面白みがなかったですね...

歩行経路③ 14:30原宿→16:30快活クラブ富士吉原店

原宿を出発し、ひたすら歩き続けること2時間、快活クラブに到着です。

今日は本当にただただ歩くだけになったので、あまり新しい発見はなかった印象。

ただ3776というナンバーの車が何台かあった印象です。

かわいいふわぬい

今日の宿に到着!

目の前にあった松屋で米乞食をしながらビールを浴び気持ちよく眠ることとする。

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本日の歩行距離と歩数

歩行距離は合計25km

歩数は29867歩

貯まったJALマイル

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かかった金額

食費

0円 朝ごはん

389円(内支援金389円) 間食

1230円 夜ごはん+ビール

宿泊費

3280円 快活クラブ富士吉原店

その他

0円

合計

4899円(内支援金389円)

感想

今日はひたすら歩くだけで特に面白みのない記事になっちゃいましたね...

明日は静岡駅前まで歩かないといけないので早めに寝たいと思います。

ところでここまで1回も富士山を見ていないのでそろそろ見たいところ。

明日の経路

予定は以下の通り。

快活クラブ富士吉原店→⑭吉原宿→⑮蒲原宿→⑯由比宿→⑰興津宿→⑱江尻宿→⑲府中宿→東横イン静岡駅南口

約37km

明日の経路

 

ではまた明日のブログでお会いしましょう!

東海道五十三次旅4日目 ~小田原宿から三島宿~

 

はじめに

こんばんは。きつねうどんです。

本日はとうとう東海道で最大の難所と言われる箱根の山越えです。4日目にして難所が来るとは困ったものよ...ちょうど疲労も蓄積しているというのに...

この4日目の記事が初めて見たきつねうどんの記事という方に向けて平たく説明をすると東海道五十三次の宿場を回りながら東京から香川まで歩いて帰ろうとしている者です。

 

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本日の経路

本日の経路は以下の画像の通り。

本日の経路

 

歩行経路① 08:50K's House Hakone→12:20箱根宿

起床事故を起こさずに無事に起き出発です。後の話ですが、昨晩は小田原泊ではなく箱根湯本まで登ってきてて正解だったなあという感想です。

とても快適に過ごせたホテルをチェックアウトし、いざ箱根登山へ

いきなりクソデカ坂が現れひぃひぃ言いながら登っていると途中で別の人が残してくれた棒切れを発見!これも後の話になりますが、この棒を借りたおかげでかなり楽に登れたと思います。とにかく転ぶ心配がグッと軽減されたのがかなり大きかったですね...

助け合いの精神を感じ、登山という趣味も悪くないなあ...と思い始めました。

別の人が残してくれた棒切れ

13個もある坂を登り切れるか不安になりつつ少しずつ歩みを進め、まずは畑宿に到着。

箱根関所までの坂一覧

畑宿に来て初めてまともな一里塚を見たかもしれません。ここの一里塚は江戸から数えて23番目の一里塚で4km×23番目=92kmポストを示します。

一里塚は本来男塚と女塚で対になっているのですが、これまでの一里塚は近年(といっても100年ほど前も含みますが...)の開発等で一里塚"跡"となっていたり、片側しか残っていなかったりしました。しかし、ここの一里塚は男塚も女塚もどちらも残っており、本当の一里塚を見ることができます。

畑宿一里塚

一里塚の脇を通り、いよいよ舗装されていない道へ。これはやべえなあ...と思いながら歩いていましたが、案外アスファルトよりも石畳の方が歩きやすかったかもしれません。アスファルトは常に足が斜めになる状態で上がっていきますが、石畳は平行な状態を保てるため、坂というよりは緩やかな階段を常に上っている印象でした。その結果、足への負担も軽減されたのかもしれません。真偽は知りませんが...

石畳

石畳が敷かれるよりもさらに昔は本当に舗装のされていない場所を通っていたようですが、そのときは相当足もびちょびちょになったんでしょうねえ...途中の看板に書いていたことですが、石畳は上手く水が捌けるように工夫されているらしく、先人の知恵は恐るべしものです...これまで社会科で歴史など必要ないと思っていましたが、この山越えで先人から学べることもあるんだろうなあと考えが変わりました。

 

途中県道732号線とぶつかることが何度かあるのですが、路面には雪が!高いところまで上がってきていることがうかがえます。そして道中でも3度ほど軽い雪が降ることがありました。

路面上に残る雪

再度途中から旧街道に入り進むと、いよいよ石畳の舗装すらされていない道にぶつかります。一昨日の雨のせいか、まだ水たまりが残っており、少し高いところに上って迂回せざるを得ないなど、険しい旅は続きます。

本来であれば水たまりが見える場所を通れるが今回は高いところを迂回

しかしこれらが昔の人が感じた自然です。いやむしろ今の僕よりももっと過酷な思いをしながら箱根頂上を目指したことでしょう。しかし自然も悪いことばかりではありません。都会の喧騒を離れ鳥の声だけを聴きながら道を進むと、そこには新しい命の芽生えが。

折れた幹に生える新しい命

どこの山でも見れることなのでしょうが、山登りをあまりしてこなかった人間からするととても新鮮に感じます。

そしていつの間にか元箱根付近まで来ていたようで、ふと目を前にやるとそこにはとてもきれいな芦ノ湖が!(写真撮り忘れました...)昔の人もこれを見て登り切ったという達成感を感じていたのかもしれません。そして元箱根の町まで下りていき芦ノ湖畔で少し休憩。靴を見てみるとぬかるみを何度か踏んだせいか泥が付着していました。

芦ノ湖周辺・元箱根

芦ノ湖

泥まみれ(?)の靴と靴下
箱根宿周辺

無事に登りきったかと思いきや、関所があるあたりまではもう少しだけ坂がありました...また、後述しますが、箱根宿を出てから頂上までもいくつか坂があります。

芦ノ湖を眺めながら休憩をし、次に向かうは箱根関所

ここには江戸幕府が江戸を守るために関所を設けていました。なぜこんな高いところに関所を設けるんだ!と思われるかもしれませんが、まさにそれこそがポイントで、高い山々に囲まれたこの場所だからこそ、自然の力を借りて、江戸への不法侵入や、江戸からの不法退出を防いでいたとのことです。

ところで、当時は現在のように自由に旅をすることもできず、江戸から京都方面に抜けたい場合は、通行手形を準備する必要がありました。通行手形なしに山を登ってここを回避しようとしたり、偽の通行手形でここを通ろうと欺こうとしたりした場合は、磔など(死刑)の罪は免れないようでした。

箱根関所にて

500円を払うと当時の関所の様子を再現したものを見ることができるのですが、これがまた興味深かったですね...

詳しくは覚えていませんが、何百年か前にベトナムから送られてきた象を江戸幕府の殿様に献上するために九州から歩かせたようなのですが、象にとってもやはりこの箱根峠は厳しかったらしく、箱根宿あたりについたときにはぶっ倒れてしまったようです。それのことを"象不快"と言い、その象が好きだった饅頭を小田原から仕入れるために"饅頭急用"といった手紙(?)のようなものを急ぎで出し小田原からその日のうちに饅頭を仕入れたりしたようですが、この象不快や饅頭急用という言い回しになぜかクスッとしてしまいました。

また、当時は女性への取り調べがかなり厳しかったようで、通行手形を持っていたとしても髪をほどいてそこに何かを隠していないかなど厳重に取り調べが行われていたようです。

この箱根関所には小田原藩の役人が5,6人で務めていたようですが、1か月交代で単身赴任をしてわざわざその都度小田原から登ってきているようでした。

このようにして目的である徒歩を忘れて観光をしているといつの間にか14:00頃に。そろそろ下らなければなりません。

歩行経路② 14:00箱根宿→19:25三島宿(江戸側見附)

箱根宿のあたりを出発し、ここからは下りかな?と思いきや、まだ上り坂がいくつか...

少し行ったところに道の駅があったのでちょこちょこ集めている道の駅きっぷを購入。

ついでに箱根のステッカーもあったので記念に購入。

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そして、どんどん登っていくと、とうとう頂上にたどり着きました!

また、箱根峠の頂上付近はちょうど県境になっているようで、やっと神奈川県を脱出し静岡県に!

静岡に突入できた喜びと箱根峠を登り切った喜びが爆発してわけのわからない自撮りを撮ってました。オタク気持ち悪いですね。(これ加工してるのでわからないと思うのですが、もろふわぬいと顔くっつけてニマニマしてます)

神奈川・静岡県境にて

時間もなかったので、昼ご飯はスキップして急いで降りようと思っていたのですが、偶然食事処があり、一度通り過ぎたもののやはり引き返して入店。トレーラードライバーの常連がおり、政治家はドライバーの現場がわかってないからわけのわからない法改正をするだの賃金が安すぎるだの色々話をしていました。私も実は流通関連のことを専攻していたのでこの手の話にはかなり興味があり意気投合しました。

そのドライバー曰く、4時間ごとの休憩は現実的に取れないそう。人手不足であるという問題も当然あるのですが、SA・PAの駐車場問題もあるそうです。一般車はSA・PAはたいていどこでも空きがあって止めることができますが、大型車のドライバーは駐車場に空きがなく、SA・PAに入っては駐車場が見つからず次のSA・PAを目指し、またそこでも同様に空きがなく次の場所を目指し...という苦労をしているようです。これは僕も知らなかったので興味深い話が聞けました。"お兄ちゃんが政治家なるならワイらが一票くらい入れてやるで笑笑"と言われましたが、あんなドロドロした環境に自ら飛び込みたくないのでやめておきます笑

まあしかしお偉いさんが現場を知らないというのは本当に大きな問題ですよね。

お昼ごはん

腹ごしらえをし、三島まではほぼノンストップで降りてきました。

だいぶ降りてきたあたりで"こわめし坂"という面白い名前の坂を発見。飯が怖い坂なんて面白いなあというツイートをすると、フォロワーさんから、"飯がこぼれそうなほど急な坂だからだよ"というリプが来ていました。確かに恐ろしく急だったため、ここで足の筋力をだいぶ使った気がします。

こわめし坂を無事に降りきったところで地図を見て、ここからは急な坂は無いだろうと予想。今回の箱根越えを助けてくれた棒切れとそれを残してくれた別の人に感謝し、棒切れを返却(?)

明日以降箱根超えをする誰かの役に立ちますように。

ありがとう。棒切れと残してくれた先人

このまま三島宿まで直行する予定が、ちょうどそのころフォロワーさんから"はつね公園という公園があるよ"というリプが。てかさっきと同じフォロワーさんなんやがなんでも知ってんなあんた、すげえよ。

ということでせっかくなので立ち寄ることに。

はつね公園で一夜を明かせば初音ミクと添い寝をしたことになるかな...などとばかげたことを考えながら、ちょうどトイレに行きたかったのでトイレだけ借りて退散。

はつね公園で鏡音レンの写真を撮るというなかなか面白い体験もできましたわね。これは歩き旅じゃなかったら行かないわこんなところ。

ミクレン(?)

というか、今ブログ書いてて思ったけどミクレンのキーホルダーリュックについてるからこれで写真撮ってきたらよかった失敗した........

 

まあいいや、はつね公園を出てすぐのところにローソンがあったので、先日のスパチャ祭りのときにもらったビール券とからあげクン券を使ってラストスパートを頑張ることに。

ご支援により無料酒とおつまみ。本当にありがたいお話

そして最後の坂を下りきったところに"箱根旧街道入口"の文字が!これすなわち降りきったということ!自分の足を褒めたたえ三島宿を目指す。

京都から来た人はここがスタート地点

そしてとうとう三島宿の入り口である新町橋に到着!今日は距離としては短かったもののこの時点で足にかなりの疲労が...

まあ800m超えの峠を歩きで超えてるんだから仕方ないよね...あとは快活まで数km頑張るのみ...!

三島宿 江戸側見附となる新町橋
歩行経路③ 19:30三島宿(江戸側見附)→20:30快活クラブ三島店

新町橋で何枚か写真を撮り、先を急ぐきつねうどん。

三島宿は昔の雰囲気も少なく、開発されたんだなあ...という印象でした。

三島宿の問屋場跡が途中の郵便局の角の所にあり、それに書かれた説明を読むと三島宿では人手不足が深刻だったそう。それもそのはず、三島宿に配属(?)になるとこの箱根峠を超えることになるため、誰もそんなところで働きたくないわなあという感じ。

三島宿 問屋場

そして歩くこと数十分、無事に本日の宿である快活クラブ三島店に到着!!

しっかり足を休めて明日に備えます...

本日の歩行距離と歩数

歩行距離は合計27km

歩数は41591歩

貯まったJALマイル

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かかった金額

食費

0円 朝ごはん

2190円 昼ごはん+酒

127円 ドリンク

513円(内支援金513円) 間食+酒

1394円 夜ごはん+酒

宿泊費

3280円 快活クラブ三島店

その他

500円 箱根関所観光施設代

600円 道の駅きっぷ+ステッカー

 

合計

8604円(内支援金513円)

感想

箱根峠は東海道の中で一番の難所なので、ここを超えることをできた自分に怖いものなしだなあという印象です。象ですらへばったのに1日でここ超えた俺しゅごい...!

あと山登り楽しいわこれ。今回は東京から京都まで向かう一環の中に偶然箱根峠越えが入ってたけど大自然の中をかき分けて進むこの体験はなかなかできないし、もし将来結婚して子供ができたときには一緒に登りたいなあなどというどうでもいいことを考えながら歩いてました()

車で上ることもできるしドライブも当然楽しいし好きだけど、自分の力で登った後に見るからこそ、より理解が深まる資料館の展示。百聞は一見に如かず。を感じた一日でしたので、ぜひみなさんも箱根登山してみてもろて。

東京から京都まで歩けとは言わんが、湯本から三島なら一日で十分歩けるし、これくらいの気温ならちょうどよいので楽しいわよ。

あと太陽が木々の隙間から差し込む瞬間、あの美しさは実際に見る以外に説明のしようがないくらい美しかったです。写真には撮れない、ぜひ自分の目で見てほしい。

 

今回は残念ながら頂上から富士山を拝めなかったので次回箱根登山リベンジしたいと思います(?)

けどそれなりに楽しかった。

明日からもがんばろー

 

明日の経路

今日の疲れがかなり溜まっているはずなので、明日は短めの経路で行きたいと思います。また現時点では新富士駅前の東横インを予約していますが、少し手前にある快活クラブでも翌日の予定には差し支えなさそうだったので、16:00前に着けそうで空きがあれば快活にして東横インはキャンセルするかもしれません。明日起きれるか否かにかかっている。

予定は以下の通り。

快活クラブ三島店→⑫沼津宿→⑬原宿→⑭吉原宿→快活クラブ富士吉原店or東横イン新富士駅南口

約24km

明日の予定

 

ではまた明日のブログでお会いしましょう!

東海道五十三次旅3日目 ~平塚宿から小田原宿~

 

はじめに

こんばんは。きつねうどんです。

昨晩の大雨を平塚でやりすごし、朝は曇ってはいたものの地面も乾いており、問題なくスタートを切れました。

昨日組んだ予定では鴨宮までしか進まない予定でしたが、翌日に箱根を越えること、距離的に行けそうであること、宿が比較的安かったことから箱根湯本のドミトリーまで進むことにしました。

最初の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

前回の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

本日の経路

本日の経路は以下の画像の通り。

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歩行経路① 10:40東横イン湘南平塚駅北口Ⅰ→平塚宿

朝ごはんをゆっくり食べてロビーで荷物を詰め替えて出発。

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雨も止んでおり、合羽も必要無さそうでした。東横インから5分ほど歩いた場所に平塚宿の江戸見附がありました。

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高札場と呼ばれるいわゆる張り紙を貼っていた場所の跡や本陣の旧跡を見つつ進むと平塚宿を抜けてすぐに大磯町へ

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歩行経路② 10:55平塚宿→11:30大磯宿

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平塚宿から大磯宿までは距離的にもかなり短く比較的すぐに到着した印象があります。大磯宿の辺りは町というよりも少し外れた海沿いという感じで雰囲気が良かったですね(こなみ)

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歩行経路③ 12:00大磯宿→16:20小田原宿

多分ここまでの行程で一番長かったのがこの宿間。

大磯宿を出てすぐのところに17番目の一里塚跡が。

(一里塚=一里ごとにある9m四方の目安ポイント)

この辺りから一里塚を気にしながら歩くように。保土ヶ谷宿と戸塚宿の間にあった一里塚は「へー」と思って通過する程度だったのが自分の歩くスピードの目安にするように

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途中県道63号とぶつかるあたりで見たことのある場所だなあと思ったらそれもそのはず、この辺りは2023年の11月に片道GOで東京から名古屋まで行くときに走った道でした。

当時も写真を撮ったパン屋クレメンスを見ながらひたすら南下。

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18番目の一里塚を通過しとうとう小田原市へ!と思いきやなぜかまた二宮町に逆戻り。この辺りは地形が面白い形をしているため市町を行き来するらしい。

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その後すぐに正真正銘の小田原市に入り坂を上ると海が!思わずニッコニコ笑顔になりましたわね。

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国府津駅でトイレを借りたついでに駅の運賃表を見てみると富士駅に行くよりも東京駅に行く方が高いということが判明、、、本当によくここまで頑張ってきた……

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19番目の一里塚を超え、そろそろ昼ごはん(15:00だけど)にしようと思い松のやに立ち寄ることに。

ここはご飯おかわり無料なのでこのような限界(?)旅行中は大変助かるのです…

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50分程度松のやで休憩をし、進むと常剱寺あたりで旧道に折れる道が。やはりこの辺りも敵が攻め込みにくいようにクランク型に作られているのが面白いですね。

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そしてとうとう小田原宿に到着!

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小田原のあたりは見附も一里塚もちゃんと跡として残していたり公衆電話の建物が面白いことになっていたり休憩処でお茶をくれたりとかなりいい町だなあという感想です。休憩処で話したおばちゃん曰く箱根を登りきったあとの富士山はご褒美だよ!とのことなので明日も頑張りたいと思います。

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歩行経路③ 17:30小田原宿→18:40K's House Hakone

小田原宿では休憩を取りつつ結局江戸側の見附に入ってから京都側の見附を出るまでに70分もいたようです。

そしてラストスパート、まだ旅は終わりません。明日の自分を少しでも楽にしてあげるために箱根湯本まで頑張ります。

自動車専用道路に惑わされながらひたすら山を登り続けます。

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そしてとうとう箱根湯本に!

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と思いきやここからも坂がキツかった…

20分ほどかけて頑張って坂を上ってとうとう今日の宿へ!

この宿5000円以下なのに温泉がついてるのありがたすぎるやろ…

今日最後の最後で坂を上らされ疲れきった足をしっかり休ませてあげたいと思います。

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ところでこの宿外国人しかいないんですが、、、ただ共用スペースがめちゃくちゃ綺麗でみんなで話しながらブログを書きながらホテルに着いてからもなかなか忙しかったです…けどやっぱり自分はネイティブ並みには喋れないのでたまに話についていけなくて悔しかったところはあります。

オーストラリア行く前にまた耳と口慣らしとかないと……

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本日の歩行距離と歩数

歩行距離は合計32km

歩数は37764歩

貯まったJALマイル

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かかった金額

食費

0円 朝ごはん

880円 昼ごはん

156円 ドリンク

1808円(内支援金500円) 夜ごはん+酒

宿泊費

4889円 K's House Hakone

その他

0円

合計

7733円(内支援金500円)

感想

あまりに疲れすぎているので今日のところは寝させていただきます。明日箱根超え頑張りましょう(適当)

 

明日の経路

明日はとうとう箱根超えです。しっかり休んでもう一回温泉に浸かり直して万全の体制で挑みたいと思います。

K's House Hakone→⑩箱根宿→⑪三島宿→快活クラブ三島店

約30km

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ではまた明日のブログでお会いしましょう!

東海道五十三次旅2日目 ~保土ヶ谷宿から平塚宿~

 

はじめに

スパチャ祭りはおやめください!!

 

こんばんは。きつねうどんです。昨晩からフォロワーさんの悪ノリで大量にクーポン券やらビール券やらが飛んできています。大変危険ですのでどうぞおやめください。大切なお金は自分自身のために使いましょう。

元凶→

 

さて、本日の旅ですが、途中雨には遭ったものの短い経路だったので比較的楽に歩けました。

この2日目の記事が初めて見たきつねうどんの記事という方に向けて平たく説明をすると東海道五十三次の宿場を回りながら東京から香川まで歩いて帰ろうとしている者です。

 

最初の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

 

前回の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

本日の経路

本日の経路は以下の画像の通り。

3月5日(火)の経路



歩行経路① 09:55快活クラブ横浜芹が谷店→10:50戸塚宿

保土ヶ谷宿と戸塚宿の中間地点である快活クラブまで昨日のうちに歩いて来ていたため、出発は中間地点から

昨日は結局深夜1:00頃まで起きていたため、なるべく早く出発するとは言ったものの09:00までぐっすり寝てました。

無料朝食

昨晩の宿を出発

 

その後無料朝食でパンを2枚食べ10:00頃に出発です。今日は雨予報だったため、朝から天気はどんよりしていましたが、まだ歩いていれば体が温もってくる程度の寒さ。

ヤマザキ製パンの工場

 

途中いい匂いがするなあと思いながら歩いているとヤマザキパンの工場があり、お腹空かせてなくてよかったなあなどとどうでもよいことを考えながら歩いて戸塚宿に到着しました。

戸塚宿の辺りは昔ながらが残っている感じはほぼなく、この旅ではただの通過地点になってしまった印象です...残念

戸塚宿

 

歩行経路② 10:50戸塚宿→12:40藤沢宿

戸塚宿を出発した辺りから、昨日の疲れも加わり肩にかなり違和感を感じるように。続けられないほどしんどいわけではなかったですが、何か楽に持てるいい方法はないかと検索すると、

肩×2+背中の3か所にリュックの重さを分散させるのではなく、

肩×2+背中+胸の4か所に重さを分散させることで肩の負担が軽減するとの記事を発見!

仮にリュックが10kgの場合、前者であれば肩への負担は10kg÷3か所で3.33kgですが、後者であれば肩への負担は10kg÷4か所で2.5kgに

方法は下の画像のように胸の前でタオルを巻き、タオルの面が胸に密着するようにするだけ

確かに今日の行程が終わってみて、まだ進めると思えるほどには肩は疲れてませんでした。

参考記事はこちら

seitai-yawara.com

タオルを使って胸にも重量を分散

 

その後坂を上りひたすら歩いていると大磯まで五里(≒20km)の表記を発見!

まあ今日は大磯までは進みませんが、東海道沿いにこのような表記を見つけると嬉しくなりますね。

大磯宿まで残り五里

藤沢市には12:10頃入りましたが、ちょうどその頃から小雨が降り始めたため、近くにあったバス停で雨宿りをしつつ休憩タイム

10分もしないうちに雨は止み、藤沢宿に向けて進みます。

バス停で雨宿り

そして藤沢宿に到着!この辺りは昔の様子を残そうと、そのような雰囲気に整備が成されていました。さらにふじさわ宿交流館では藤沢宿にまつわる歴史を展示したりビデオで流したりとかなり力を入れている様子でした。

藤沢宿周辺の様子

ふじさわ宿交流館

歩行経路③ 13:10藤沢宿→16:45平塚宿(東横イン湘南平塚駅北口Ⅰ)

このお休み処は暖房も効いており、歴史的なことも細かく展示されていたため、ゆっくりと展示を見つつ休憩。土地があえてクランク型に折れ曲がっているのは敵に攻められたときに相手の勢いがそこで落ちるように工夫されているとか。

クランク型に折れ曲がる土地

ちょうどお昼時でどうしようかと考えていたところにちょうどフォロワーさんからくら寿司の1000円券が送られてきたのと、ちょうど近くにくら寿司があったため、ここで腹ごしらえ。280円で食える寿司11皿ありがたすぎるやろ...

くら寿司でたらふく食って280円はでかすぎやろがい!

くら寿司を出るころにはかなり雨が降ってきていたため、ここからは持参していた合羽を着て進むことに。

ガラスに映るぼく とても怪しい

辻堂を超え茅ヶ崎に入り数十分経った頃、ふと青看板を見るとそこには静岡123kmの文字が!まだまだ遠いけど自分の足で静岡の手前まで着実に進めていることに嬉しくなりつつ雨にも負けずさらに先へ

平塚8km 小田原30km 静岡123km

そしてとうとう平塚市に16:20頃に突入!まあまあ雨が降っていたにも関わらず嬉しくなって写真を撮るぼく

ゴールは目の前です。

平塚市に入って嬉しくなるぼく

JR東海道線が走っていく様子を横目に見ながら橋を渡り、旧道に入って25分ほど歩いて本日の宿、東横イン湘南平塚駅北口Ⅰに到着!

昨日の記事では平塚Ⅱの方に泊まる予定にしていましたが、今日の昼に歩きながら空室を見ているとⅠの方の学割プランが空いていたので急遽変更、300円程度でもしっかり節約

左が平塚Ⅱ 右が平塚Ⅰ

安心安全東横イン ア〇ホテルに負けるな!!(こら)

とりあえずホテルに入り、洗濯を回したあとにシャワーを浴びていると、ふと、「これ靴もついでに洗えばいいんじゃね、どうせ雨で濡れとるし」と思い、全裸で靴を洗う怪しい人になっていたのはここだけの話

 

番外編 フォロワーさんとオフ会×2

りうむさん(@syamohina1112)とくろこしょうさん(@_kk_s)がわざわざホテルまで来てくれました!りうむさんわざわざ交通機関使って来てくれたの本当に嬉しいお話、くろこしょうニキも近所とは言え、雨が降っていたせいで車出させてすみません...

りうむさんは前々からちょこちょこ飯に行く仲だったので今晩もせっかくならと飯に

と思いきや先ほど全裸で靴を洗ってしまったため、靴がないというトラブルが...(ついでに洗濯してて服もなかった)

東横インの寝巻きとスリッパで行くわけにはさすがにいかないのでわざわざサンダルを買ってきてくれました。ということでりうむさんからのご支援は写真のサンダルと足が濡れないようにと買ってきてくれた靴下w

手前がいただいたサンダル 奥が全裸で洗われたスニーカー

荷物に余裕があれば持っていきたかったところですが、スペースが無いのでこのサンダルとは一夜限りでお別れです。500m歩くために330円...タクシーよりも高いサンダルでおもろいですね。

りうむさんと食べた晩ごはん 鳥良商店のクソデカ定食

りうむさんと別れた後にくろこしょうさんがわざわざホテルまで来訪してくれました。大変お待たせして申し訳ない...

10分程度しかお話できませんでしたが、昨日からの行程を話しているとある程度土地勘があるのか、「ああ、この辺坂きつかったでしょ」とか「明日はたぶん平坦なはず...」とかしゅごい...(語彙力)

地元民だからわかるよ~とおっしゃってましたが東京から平塚までカバーしてるの地元民という枠組みを十分超えとるやろがい!という感想です(こなみ)

くろこしょうさんからも差し入れをいただき、ねんどろとふわぬいで写真を撮りプチオフ会は終了。また次のミライでお互い元気に会えますように...ぼくがこの旅でくたばってなければ...

くろこしょうさんのところのミクさんと

差し入れあざます!!

本日の歩行距離と歩数

歩行距離は合計30km

歩数は34927歩

貯まったJALマイル

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かかった金額

食費

0円 朝ごはん

1280円(内1000円はご支援) 昼ごはん

1078円 夜ごはん

520円 ビール

宿泊費

5690円 東横イン湘南平塚駅北口Ⅰ

その他

800円 洗濯代

合計

9368円(内支援金1000円を含む)

感想

今日は本当は小田原まで行く予定でしたが、雨が降っていたため、途中の平塚止まりとすることにしました。しかしそれは結果的に正解で、昨晩寝れていなかったことを考えると、これくらいの距離がちょうどよかったのかもしれません。気持ち的には大磯まではいけると思うのですが、これくらい余裕を持った旅程を組むのが大切ですね。まだまだ先は長いので無理はせずゆっくり行きましょう...(ただし3/20に大阪で用事があるのでそれまでにはたどり着くように)

 

歩いていて思ったことは特にないのですが、松の木は本当に偉大です。

本降りになると関係ないでしょうが、小雨と本降りの間程度の雨ならしっかりとガードしてくれます。雨宿りできるスポットとして歩道橋の下や地下道以外にも松の木の下という場所を発見できたのは今日の新しい発見です。

松の木の下だけ雨に濡れていない様子

また、青看板を見ていて思ったのですが、青看板って宿場を中心に書かれてますかね?

青看板

こういう青看板もどこそこまで〇kmと書かれた青看板も"蒲田"や"茅ヶ崎"という文字よりも"川崎"や"平塚"のような文字をよく見る気がします。気のせいなら申し訳ないのですが...

宿場だから都市が発展して青看板に書かれているのか、単に宿場だからという理由だけで青看板に載っているのか、僕の勘違いか、

これから気にしながら歩きたいと思います。

明日の経路

明日は昼前まで雨が降るらしいのと、距離的にも短いので朝ごはんをゆっくり食べてチェックアウトギリギリの10:00頃を目途に出発しようと思います。経路は以下の通り。

東横イン湘南平塚駅北口Ⅰ→⑧大磯宿→⑨小田原宿→快活クラブ小田原鴨宮店

約18km

 

ではまた明日のブログでお会いしましょう!

 

 

P.S.

昨晩からのスパチャ祭りに参加をされた皆様をここに晒してつるし上げさせていただきますので覚悟しておいてください!!!!!!!!(みなさん本当にありがとうございます(小声))

はまちゃんさん(@Hama_MIKUacco)

かずPさん(@Kaz_P__)

えびなさん(@Lenryona_man)

ほうじ茶(@h59743)

りうむさん(@syamohina1112)

くろこしょうさん(@_kk_s)

東海道五十三次旅1日目 ~日本橋から保土ヶ谷宿~

 

はじめに

こんばんは。きつねうどんです。昨日の記事で予定を立てていた行程を無事にやり遂げてほっとしてます...

この1日目の記事が初めて見たきつねうどんの記事という方に向けて平たく説明をすると東海道五十三次の宿場を回りながら東京から香川まで歩いて帰ろうとしている者です。

 

前回の記事はこちら

kitsune-udon.hatenablog.jp

 

本日の経路

本日の経路は以下の画像の通り。

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歩行経路① 07:25快活クラブ神田駅南口店→07:35日本橋

日本橋からスタートなのでここでは1駅だけでも体力を温存しようとメトロにお世話になりました。昨日からの24時間乗り放題券がまだ有効だったので運賃は0円

歩行経路② 07:40日本橋→09:35品川宿

さて、とうとう旅のはじまりです。早朝出勤をするサラリーマンを横目にジャージ姿で写真を撮りまくるぼく。相当浮いていたことでしょう(こなみ

天気も非常によく、絶好の徒歩日和ですね(脳死)

日本橋を出発してひたすら国道15号を南下しました。

銀座・新橋のあたりまではこじゃれたビルが大量にあったのに、いつの間にかオフィス街に

三田のあたりは以前住んでいたこともあり、なじみのある土地だったので精神的負担が少なく歩けた記憶

知ってる道か知らない道かでこんなに気持ち的に変わるものかと初めて気づきましたね。

品川駅を超えて2029年?頃に取り壊される京急の踏切を渡った辺りから旧道に入り、品川宿に到着!

結構時間がかかったかと思っていましたが、思いのほか時間は経っておらず、これならいける!という気持ちに

 

歩行経路③ 09:50品川宿→12:45川崎宿

品川宿でトイレと休憩を済まし次の目的地の川崎宿

旧道を通り15号線に出てきたのですが、旧道のあたりは都心にも関わらずかなり昔の風情が残っていてびっくりしました。

横浜までまだ18kmなのか、もうあと18kmなのか...考え方は人それぞれですね...

蒲田が近付くにつれ、大型のトラックが多くなってきた印象

また、このあたりから疲れも少しずつ出てきたのか、それともただただ歩くのに慣れてきたのか、脳死で歩くように

何も考えずにただ足だけ動いているような状況だったので、正直あまり何も覚えてません()

12:30頃、無事に最初の都府県である東京都を脱出!

橋の上なので風が大変気持ちよく少し座って休憩しつつ足のサポーターのずれを直しつつ...

川崎宿が栄えた京急川崎駅前辺りに無事到着!

1872年の新橋-横浜間の鉄道開業時に川崎駅も開業したようですが、これは当時のブームであった厄除けのための大師参拝がきっかけで川崎大師への参拝客の需要を見込み、わざわざ川崎駅が開業したという話はなかなか面白い話であります。

歩行経路④ 13:50川崎宿→16:15神奈川宿(上台橋)

川崎宿に到着したのがお昼過ぎということもあり、腹ごしらえのために焼肉ライクへ

学生証があるとご飯乞食ができるので大変助かる(小声)

14:00前に川崎を離れ、まだまだ15号線を南下しながら次の目的地である神奈川宿

品川宿から川崎宿までは順調に進めていたにもかかわらず、昼飯を食べたせい(?)で眠気と疲労に一気に襲われ、鶴見の辺りまで苦痛に耐えながら歩いていた記憶

子安の辺りで左足の裏が痛くなり始め、これは厳しいか...?という気持ちに

ただ、途中の公園で20分程度休憩を挟み、靴下まで脱いで足を休ませた結果、ある程度持ち直したのでそのまま神奈川宿

実はこの公園の辺りも神奈川宿跡の一部だったらしく、気付かぬ間に神奈川宿に突入していたのを知るのは後のおはなし

神奈川駅の辺りから旧道に入り、無事、神奈川宿の西の端、上台橋に到着!

旧道に入ってからは坂がいくつかあり、足への負担も大きくなりながらなんとか到着

ただ次の保土ヶ谷宿までは比較的近いため、まだいけるの脳死理論で神奈川宿でほぼ休憩を取らず出発

歩行経路⑤ 16:25神奈川宿(上台橋)→17:00保土ヶ谷宿

上台橋を出発し、天王町の駅までほぼ一直線に南下

この辺りから旧東海道のルートを教えてくれる看板やらが多くあり大変助かりました...

趣のある商店街を抜け、無事に保土ヶ谷宿に到着!

しかし足もほぼ限界が来ており、ここでも長めの休憩を取りつつコーヒーで暖まることに

今日一日の写真を見返しながら、ここまで10時間以内で来れてるし俺ならやれると気合いを入れ、最後の目的地、今日の寝床に向かう

また、この辺りから日が落ちてきたので、体温を逃がさないために服を羽織って最後の区間を歩くことに

歩行経路⑥ 17:40保土谷宿→21:10快活クラブ横浜芹が谷店

保土ヶ谷宿を出てJRの踏切を渡る直前に美味しそうな匂いが...

一度踏切を渡り切ったものの、やっぱり気になる!ということで焼き鳥を3本購入

地元民とめちゃくちゃ会話する夫婦で営んでいるようで、地元に根付いたとても良い焼き鳥屋だなあ...と

ここで元気をもらえたので引き返して正解でしたわね、美味しかったし

脳死でひたすら旧東海道を歩いていくと最後の最後でクソ長坂に出くわし死にそうになりながら歩いて歩いて...

さらに高架からは追い打ちをかけるように国道16号をきらびやかなライトを照らしながらビュンビュン飛ばしていく文明の力・乗用車たちが見え...

まあそれでもあとちょっとやと最後の力を振り絞る

坂を超え、予定していた温泉へ向かう道の途中でフォロワーのあぃまぃみぃさん(Twitter→@aimaimyi)がわざわざ差し入れを持ってきてくれ、住宅街で謎のオフ会が始まることにw

情報によると明日の行程でも坂がいくつかあるらしい...

やっとこさで快活の1km手前にある温泉に到着!

足伸ばせてデカい風呂に浸かれるのありがたすぎて1時間以上浸かってた

風呂入ってる間は、「あーーめっちゃ回復したわこれ」などとのんきなことを考えていたが風呂出て体拭いた瞬間に「やっぱ足痛えわ!w」になった

明日からが心配ですわね...

そしてとうとう今日の宿である快活クラブ横浜芹が谷店に到着!

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ブログを書きながらまだまだ足は痛えなあと思いつつ、1日で43kmも歩けた自分を褒めてあげるために酒をキメております

明日もがんばろー

本日の歩行距離と歩数

歩行距離は合計43km

歩数は54761歩

 

貯まったJALマイル

本日の歩行で貯まったJALマイルは以下の通り。

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かかった金額

食費

406円 朝ごはん

298円 軽食とお茶

580円 昼ごはん

73円 お茶

149円 コーヒー

129円 酒

972円 夜ごはんと酒

宿泊費

3736円 快活横浜芹が谷

その他

930円 温泉

合計

7273円

割とかかりすぎてる気がする...

感想

色々書いて疲れたので、簡単に...

歩きながら考えていたことで、上には書いていないけど今回の旅で大切にしたいと思うことや単なる感想をつらつらと書き記します。

 

①理論上いける を信じる

これは鏡音レンがバラードをがっつり歌おうとするお話...ではなくとりあえず足さえ動かせば1時間で5km程度は進んでるはずなので、脳死でもとにかく足を動かせ、そうすればいつの間にか着いているはずだから

ということです。

気持ち的に「もう無理だ...」となってもとにかく足を動かせば必ず前に進むということです。これを今回の旅では貫き通してくださいきつねうどんさん。

 

②都会でも星が見えるところは割と存在する

これは大した話でもないのですが、権太坂を登り切った先には薄暗いながらも星空が待っていてくれたことが記憶に残っているため、それを書き記しておきます。

意外と私の思う田舎要素って都会にも存在するんだなあという感想

 

③本当の贅沢とは

歩いて帰郷するなど大変バカげた話ではありますが、ただただ何も考えずにフラフラ歩きながら町の移り変わる様子を眺めるのもいいなあという感想です(こなみ)

時は2019年まで遡り、JGC修行解脱のときに沖縄から羽田まで3万円払ってファーストクラスに乗りましたが、それも確かに贅沢です。ただ、必ずしも自分の気持ちを満たしてくれる贅沢はお金以外でも手に入れることができるのではなかろうかと感じた次第です。とにかく体は死にそうですが心は満たされまくってます。ただ疲労があるのも事実で、明日からも同じように思えるかはまた別の話ですが...

 

明日の経路

明日は昼過ぎから雨が降るらしいので、できるだけ早めに宿を出発して平塚止まりにしようと思っています。

快活クラブ横浜芹が谷店→⑤戸塚宿→⑥藤沢宿→⑦平塚宿→東横イン平塚駅北口No.2

約26km

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ではまた明日のブログでお会いしましょう!僕が道中でぶっ倒れなければねw

 

 

P.S.

色々ご支援いただき大感謝であります、、、

うぃんさんとあまみさん、ご飯のお誘い乗れずにすみません...お二方とも差し入れ大感謝です...

ろぴネキ、あかりん、さっちゃん、Formulaくんも差し入れ大変助かります...明日以降ありがたく使わせていただきます...

うぃんさん(@Haco729)

あぃまぃみぃさん(@aimaimyi)

LoPiさん(@LoPi_miku)

あかりん(@mikuIAakagai)

さっちゃん(@namahamuumai_)

Formulaくん(@formula39831)

東海道五十三次旅0日目 ~前日譚~

 

はじめに

ご存じの方はご存じの通りきつねうどん(Twitter→@kitsune_39)でございます。

 

6年間の長かった大学生活に終止符を打つということで卒業旅行を計画したのですが、海外旅行も国内旅行も大学生の間に割と行きまくって飽きてきたので、せっかくここに存在する1か月という膨大な時間を武器に、

 

東京から歩いて実家に帰る

 

というバカげた計画を練った次第であります。

計画を練ったとありますが、特に事前にトレーニングをしたわけでもなく、名所を下調べしたわけでもなく、ただ"時間あるし歩いてみるか~"といった軽い気持ちで始めるのできっと後々地獄を見ることになるでしょう。

なお、東海道五十三次旅とありますが、第一部として日本橋から三条大橋まで、第二部として三条大橋から実家(香川県某所)までを歩いて旅したいと考えています。

 

準備物

とりあえず何も考えずにリュックに必要そうなものを詰め込んできましたのでそれをご紹介

  • 財布
  • スマホ
  • 身分証明書
  • 服4日分+寝巻き
  • 下着4日分
  • フェイスタオル4枚
  • 洗濯ネット
  • 充電器
  • モバイルバッテリー×2
  • 洗濯ネット
  • 雨合羽
  • 足の匂いを抑えるためのスプレー
  • サングラス
  • 帽子
  • 日焼け止め
  • ペンとノート
  • メガネ+メガネケース
  • コンタクト用品
  • キズパワーパッド
  • 膝用サポーター
  • スキンケアセット
  • 日焼け止め
  • ペットボトルホルダー
  • ふわぬい-鏡音レン-
  • (緊急用)JR学割証

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出発前に荷物の重量を測れば良かったんですが、2月29日の時点で家を退去したりなんやらでバタバタしていたのですっかり忘れており...体感では7kgないくらい...?

まあ実家に無事たどり着いてから測っても遅くないでしょう...

ちなみに緊急用の学割証は途中でギブアップすることになったときに文明の力をお借りするために念のため持っております。大学生活最後の最後で使う学割証がギブアップ用になるのか否か...楽しみですねえ

 

ルールと目標

①行程中では人工物は使わないこととします。ただし、スマートフォン、イヤホン、ホテルやネットカフェ等の宿泊施設、信号がない場所での歩道橋やエレベーターなどは使ってもよいものとします。また、さすがに瀬戸内海を泳いで渡るわけにはいかないので、三ノ宮港~高松港まではフェリーを使ってよいものとします。こればっかりは許して...

 

②第一部において、53個存在する宿場すべてを回るようにします。

 

③旅の写真とその日の思い出、かかった金額、歩数、歩行距離、歩行経路、翌日の予定経路を当ブログに順次アップするようにします。

 

④無理は禁物。お金は気にせず、休息が必要な場合はすぐに休むようにします。また、本当にどうしようもない場合はギブアップをしてもよいものとします。

 

⑤楽しみましょう。また行程中にルールや目標を思いついたらその都度追加します。

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おわりに

明日から無謀な挑戦が始まるわけですが、ブログを書いていて徐々に気持ちが高まってきました。とてもいい傾向ですね。

明日の晩、果たして生きているかはわかりませんが、また明日もこのブログで会えるとよいですね...

 

また明日の経路は

 

快活クラブ神田駅南口店→日本橋

日本橋→①品川宿→②川崎宿→③神奈川宿→④保土ヶ谷宿

→快活クラブ横浜芹が谷店

約40km

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の予定です。

ではまた明日のブログでお会いしましょう!

 

 

てか今日泊まってる快活のキーボード沈み込みが酷すぎて超打ちにくいの本当にキレそう

 

なお、冷やかしに来る予定のフォロワーさんがもしいらっしゃいましたらビールと飯を奢ってくれると泣いて喜びます(乞食)