はじめに
こんばんは。きつねうどんです。
昨日とは打って変わり今日はなんと46kmも歩き歩数も6万歩を超えていました。まるでキチガイですね...
ただ今日はお天気もよく、6日目にしてとうとう富士山をきれいに見ることができました!
この6日目の記事が初めて見たきつねうどんの記事という方に向けて平たく説明をすると東海道五十三次の宿場を回りながら東京から香川まで歩いて帰ろうとしている者です。
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本日の経路
本日の経路は以下の画像の通り。
歩行経路① 07:45快活クラブ富士吉原店→07:55吉原宿
今日は長旅になる予定だったため、朝早くに快活を出発。そして目の前には雲一つかかっていない富士山が!できれば箱根で見たかったですがこればっかりは仕方ないですね...
吉原宿のほぼ手前に快活クラブがあったため、吉原宿の江戸側見附には10分ほどで到着。
吉原宿には平家越えと呼ばれる場所があり、源氏と平家が争っていたころに、この付近で一斉に飛び立った水鳥の音を源氏の襲来と勘違いした平家が戦わずして西に逃げた場所がこのあたりのようです。
歩行経路② 08:30吉原宿→10:45蒲原宿
吉原宿を抜け蒲原宿に向かう途中に札の辻跡の説明を書いた立札がありました。これによると、昔このあたりに高札場(平たく言うと民間人へ幕府からのお知らせを貼るためのボードがあった場所)があったようですが、東京の港区にある札の辻の交差点もかつては高札場が近隣にあったのだろうか?と考えてしまいました。
その後富士川橋からも富士山を眺め、途中にある坂を上り記念撮影。常に富士山をバックに歩けるのはなかなかいいものですね。この富士川を境に電力の周波数が変わるようで、東側では50hz、西側では60hzとなっているようです。
さらに進み東名高速をまたぐようにかかった橋の手前に富士市と静岡市の市境があります。
そして坂を下り少々歩くと蒲原宿に到着です!
蒲原宿の辺りは江戸時代から残る建物や窓の格子などが多くありました。ここまでの宿場はそもそも当時の面影がなかったり、当時のように再現しただけだったりしたため、蒲原宿の辺りの歴史的建造物はこのまま残し続けてほしいものです。
歩行経路③ 11:20蒲原宿→11:50由比宿
蒲原宿と由比宿はそこまで離れていないため、比較的すぐに着いた印象。
由比宿にある一里塚で少し休憩をし、当時の面影が残る由比宿を歩きます。
由比宿の京側見附を出たか出まいかくらいでふと目を前にやると、見たことある人が歩いてきており...
フォロワーのnh215(@nh1831)さんがノンアポのサプライズでご飯を奢るためにわざわざ探しに来てくれたようです!!(こればっかりは「え!?!?なんでおるん!?!?!」と大声で叫びました)
nh215さんは明日よみランであるMIKU EXPOの上映会に参加するようで由比→三島→東京の経路で上京されたようです。人が6日かけて歩いて来た道を2時間程度で移動しやがって!!!!(訳:昼ごはんごちそうさまでした。)
歩行経路④ 14:00由比宿→15:20興津宿
由比駅でnh215さんと別れ、きつねうどんは次の宿場である興津宿に向かいます。
今日は昼ごはんを食べずにぶっ通しで府中宿まで歩く予定でしたので、大変助かりました。
由比駅からすぐの場所に薩埵峠への道のりを示す看板と超急な坂が...これを上るのか...と意気消沈しながらも歩みを進めます。
そして歩行者が行けるであろう一番高い場所で後ろを振り返るとなんと今日一番きれいな富士山が!
これは努力をしたものだけが見れるプチご褒美でしたね...(箱根でも見たかったけど)
薩埵峠を下り少し進んだ場所に怪しげな建物が...木で作ったデカいカブトムシですかね...?かなりよくできており最初はびっくりしました。
そして15時過ぎ、興津宿の江戸側見附に到着です。
ファミリーマートでご支援いただいていたクーポンを使いパンを交換。その後興津宿公園で足を休めつつ腹ごしらえ。実はここのファミリーマートは以前にも来たことがあり、興津始発の列車に乗るために時間があったため、ここで物資を調達したようです。懐かしい...
歩行経路⑤ 16:10興津宿→16:50江尻宿
興津宿ではかなり長いこと休憩を取ってしまい、日も傾いてきました。今日は太陽が出ているため丸一日温かいだろうと思っていたのですが、これが大誤算。あまりに風が冷たく上着を全て来ても体が震えるほどに寒かったです。
そんな中、途中に通った国道1号線の青看板を見ると"名古屋"の文字が!
着実に前に進めていることがわかります。
そして江尻宿に到着。江戸側見附付近には無縁仏のための石碑が建っていました。当時はこのあたりで倒れる旅人が多かったとかなんとか。昔ならきつねうどんもここでぶっ倒れて死んでいたかもしれませんね(?)
かつてこの周辺で大火事が起き、多くの家が消失したことから、鍛冶屋等が海沿いのこのあたりに移動させられたようです。金物屋のようなものもあることを街歩きしている人の会話から知りました。
歩行経路⑥ 17:25江尻宿→21:05府中宿(東横イン静岡駅北口)
江尻宿を抜け、府中宿まで歩きます。江尻宿を抜けた時点で17:00をとうに過ぎており、さらに距離も10kmあることから憂鬱な気分に。
そして追い打ちをかけるように強い風が吹き、きつねうどんの体(特に手)を冷やします。すでに足も水脹れと歩きすぎで限界です。
しかし宿に行かないことにはどうしようもないので、一歩ずつ歩みを進めます。
江尻宿を出てすぐの場所には少年サッカー団の発祥の地として石で作られた大きなサッカーボールがありました。FC清水の前身となった少年サッカーチームがここにあるようです。
どんどん日が落ち気温も下がり、手も真冬の北海道にいる並みに冷たくなってきました。さすがに温めなければ...と思い、先日合計5枚もご支援いただいたCoke ONの無料券を使うことに。
手はほとんどぬくもりませんでしたが、ココアは一瞬で冷えました。多分相当手が冷たかったのでしょう。
残り3kmの地点でいよいよ限界がきており、なんでこんなこと始めたんだろう...と思いながら歩いていましたが、ここでじんさんのJUVENILEという曲を聞いたらまるで今日の旅のことをそのまま記されているような気がしてまだまだいけるんだという気持ちにさせられました。曲の力は偉大ですね...
今回の旅って確かにポケモンの主人公とよく似てるなあと感じました。ある意味自分自身への挑戦であり冒険ですよね。昔ポケモンのゲームで遊んでいた頃の少年心を取り戻し、今度は自分の足で冒険に出かけるんだという感じ、本当にいいですねこれ...(語彙力)
余談はさておき、空に輝く星を見ながら曲を聴きながら泣きそうになって、というか若干半泣きになって辿り着いた府中宿。本当にここまでの写真がほとんどなく、気持ち的にも余裕がなかったのだと思います。
府中宿の江戸側見附からホテルまでの間に今晩の夜食を仕入れるためにローソンと、晩ごはんのために焼肉ライクに立ち寄りました。昨日から米の乞食しかしてないですね。
そしてとうとうホテルに到着です...!!今日は本当に長い旅路でした...
が、それと同時に、やはり正しい方向に歩を進めれば、いつか必ずゴールにたどり着くんだということを再度感じられた一日でした。
明日は若干短めの行程ですが、今晩はしっかりと休みたいと思います...
本日の歩行距離と歩数
歩行距離は合計46km
歩数は61960歩
貯まったJALマイル
かかった金額
食費
0円 朝ごはん
1100円(内支援金1100円) 昼ごはん
185円(内支援金185円) 間食
130円(内支援金130円) ドリンク
580円 夜ごはん
1075円(内支援金1000円) 夜食+酒
宿泊費
7410円(但し、無料宿泊券利用) 東横イン静岡駅北口
その他
0円
合計
10480円(内支援金2415円)
感想
とにかく寝させてください。ということで省略。
JUVENILEは今日の僕を救ってくれました、これ割と真面目に
明日の経路
予定は以下の通り。
東横イン静岡駅北口→⑳丸子宿→㉑岡部宿→㉒藤枝宿→快活クラブ島田店
約25km
ではまた明日のブログでお会いしましょう!